2001.2.27

第一部〜工事編〜 その3

◆工事進行〜終了

 9月5日(火)
 工事2日目、早くも休み。理由は「歯医者に行くから」。丸一日かかるのか?オモシロイぞ。

 9月6日(水)〜9月21日(木)納期前日
 工事期間中かなり色々あった...。 いくつかピックアップしよう。

 ○壁で仕切られている部屋を行き来できるようにするため、壁に穴を開けるときの話、電動ドリルで穴を開けようとしているのだが、やはり「目分量」でやり始めたらしい。その場には家内がいたのだが、K工務店(以下ジジイ)が穴を開けようとしている位置は反対側の壁の照明のスイッチの場所に干渉することが明らかだったらしい。くぅ...まったくもって書きながら情けない気持ちになるのだが頑張って書こう。穴を開けようとした部分は既にドリルで一部欠けてしまった。

 ○納戸の一方の壁が前面クローゼットになっているのだが、中央部約1mほどを別用途に使うことになり、全面だったクローゼットその1mほどの中央部をはさんで左右に分けることにした([説明図])。
 ここでもジジイはスゴかった。失礼ながらあるいは痴呆がかなり進行しているのかもしれない。左右に分けた右側のクローゼットのバーが、傾いていたのである。それも尋常な傾き方ではなかった。バーの両端で高さが20cm以上異なっていたのである。バーの長さが1kmもあるならともかく、せいぜい2m程度のものだ。それを20cm以上高さを間違えるとは、もはやオリエンタルマジックである。わざとやろうとしても気がひけてここまではやらないであろう。
 ここも家内に注意されて一応直したのだが、この直し方がヒドイ上に直してもなお10cm以上ずれている。さらにジジイは当初なにを考えたか考えなかったか、向かって左側の仕切り壁をつけないつもりだったのだ。つまり、クローゼットは向かって右だけで、左側は「なし」のつもりだったらしい。予め打ち合わせたことを根底から覆す恐ろしい行動である。本気で痴呆を疑う。家内がクレームをつけて左側もやらせる。
 詳しくは写真入りで後述するが、このクローゼットまわりの工事だけで一種奇跡的なまでのダメさがうかがえる(今述べたことの他にもまだまだある)。

 ○外壁の開口部の加工が終わり穴をふさいだ後も雨が染み込んできたりした。

  9月22日(金)受渡し当日  
 さて、納品当日になった。ここまでどれほどの心労があり、どれほどの忍耐を要したことか。  まず、日程に十分余裕があり、途中々々で何度となく間に合うか確認しその都度「大丈夫」とか「任せとけ」とか言っていたクセに完成していなかった。それどころかざっと見渡したところ、かなり仮工事的な部分が見受けられる。おそらく翌日からの家具の配置を変更するのに危なくないように間に合わなかったところを仮工事で凌いだものであろう。
 とりあえず、間に合わなかったことに不愉快さを感じていたが、ジジイの報告を聞くことにした。
 ジジイはここで自身の痴呆を証明するかのようなひとことを放った。一部まだドアの取り付けなどが残っているが、私が仮工事だと考えていたところに関しては、
 「これで完成だよ。
 「...。」
 私は知人からは温和な人柄に思われていることが多いと思う。が、さすがに怒鳴りました。もう。私は他人をあれだけ怒鳴ったことは初めてだった。

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