2001.6.11

第三部〜回収編〜 その11

◆相手方弁護士の本性2

 さて、前回に続き3月15日の相手方弁護士との会話。
弁護士:「あなた昨日の午後6時ごろに××さん(オバサンのこと)のところに電話かけましたね。」
私:「はい。」
弁護士:「どういう用件で電話したんです?」
私:「板橋の土地について確認できたことや担当弁護士であるあなたと話をしたことなどの報告です。」
弁護士:「あのね、××さんはもう電話しないでくれって言ってたでしょ?あんたがやっていることはストーカー行為ですよ!!ストーカー防止法というの知りませんか?
 ...マジ?あんた本当に弁護士なのか?そりゃ無理があるだろう。
私:「私は債権者で債務者とは利害関係があるのだからストーカーとは全然違うでしょう。」
弁護士:「××さん(オバサンのこと)は債務者じゃないんだから請求される筋合いはありませんよ。」
私:「私は債務者の転居先に電話をしているんです。本人が出ないんだから代わりの人と話しているわけでしょう。」
相手弁護士:「債務者本人だって嫌がっているかもしれない。」
 ナニ言っているんだ?債務者が債権者からの連絡を嫌がるのは当然だろう。電話がイヤなら支払えばいい。こっちだって連絡するのはイヤなんだ。
私:「じゃあ私が債務者に電話するとストーカー防止法に引っかかるわけですね?」
弁護士:「いや、そういうわけじゃないんだが、そういう法律があるということです。
 こいつなんなんだ??やはりバカのようだ。
私:「じゃあ、問題ないんですね?」
弁護士:「あなた、昨日午後6時過ぎに電話したでしょう。サラ金規制法というのがあって午後6時以降に電話してはいけないことになっている。非常識だ。」
 ...もうこうなるとこの弁護士も痴呆の可能性が高いように思われる。サラ金規制法の話はサラ金にしてやっていただきたい。
私:「6時過ぎに電話することのどこに問題があるんです?それにサラ金規正法は業者に対する法律でしょう?」
弁護士:「そうなんだが...。
私:「じゃあ問題ないわけですね。こっちだって好んで電話かけてるわけじゃないんだから、無闇にはかけませんよ。」
弁護士:「『無闇に』じゃなくって、『かけるな』って言ってんです。あんたのやっていることは嫌がらせですよ!
私:「債権者が債務者に電話するのがなんで嫌がらせなんです?」
弁護士:「相手が嫌がっていることをするんだから嫌がらせでしょう!
 やれやれ。「ストーカー防止法」、「サラ金規正法」の次は「嫌がらせ」ときたもんだ。どうやら私を脅しているらしい。
 その後、この弁護士の所属弁護士会を聞き、最後は相手方弁護士が電話を叩きつけて話が終わった。
 
 さて、このコンテンツ「訴訟のこと」を読んでくださっている方々は、債務者側の登場人物があまりに変わり者が揃っていることを不思議に思われるのではないだろうか。中には内容に誇張や偽りがあると思われる方がいても不思議ではない。だが、みんなこんなんなのである。本当に相手をするこちらがバカバカしいやら、腹が立つやら、なにしろ情けない。
 
 まあともかく、これでこの弁護士がこの件についてまともに対応する気がないことや、「脅し」を手段として、私が債権の請求を諦めるようにしようとしていることがわかった。
 残念なのは、今日の会話を録音していなかったことだ。録音できていれば、今後なにか使い道があったかもしれない。しかし、相手方弁護士はカッとしやすい性格のようだし、弁護士の持つ権威を過剰に考えているように思われる。これは、今後も暴言が期待できそうだ。

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