2001.9.9

第三部〜回収編〜 その15

◆相手方弁護士激昂

 前回の続き、3月21日にオバサンに電話をかけた後に相手方弁護士からかかってきた電話である。
 相手方弁護士は以後オバサン宅に連絡をしないことを約束しろと言うが、私は「イエ、シマセン」と答える。以下その続き。
相手方弁護士:「あのね、アンタのやっていることは嫌がらせですよ!」(早くも激昂してくる)
私:「イエ、違いますよ。」
相手方弁護士:「なンでですか。相手がいやだっちゅうことをやってるんだから嫌がらせ以外のなにものでもないでしょう!!違いますか!?」
私:「イエ、嫌がらせではないでしょう。」
 註:この日の私は、債権回収の糸口が見えないことが理由で少々テンションが低いのである。
相手方弁護士:「アンタがいつまでもそういう態度でいると、慰謝料請求とかの訴訟になりますよ?!」
私:「ハイ。」
相手方弁護士:「あのね、こちらがあなたに対して法的措置を取ることになるっちゅってるンですよ!」
 どうも、その前のお得意の恫喝文句に対し、私が別段の反応を示さなかったことが意外だったのか、相手方弁護士は恫喝文句を繰り返す。
私:「ハイ。その際にはそうしてくださって構いません。」
 どうも、この私のテンションの低い返答が、短気・傲慢・低能の相手方弁護士には腹立たしかったようで、さらに激昂してくる。
相手方弁護士:「あんたのやっていることはストーカーですよ!
 来た!!「ストーカー」発言録音GET!!
私:「ストーカーですか?」
相手方弁護士:「ストーカー以外の何者でもないでしょ!?」
 ほぉ。
私:「あなた、今私のことをストーカーと言いましたが、それはあなたの弁護士としての法的知識と良識にかけてそう断言するのですね?
相手方弁護士:「そうですよ。」
私:「ふむ。では法的に...」
相手方弁護士:「ちょっとまった。私、今、『法的に』なんて言ってないでしょ!!
 ??何言ってんだ??たった今自分の弁護士としての法的知識にかけてストーカーと断ずると宣言したばかりだろう。
相手方弁護士:「私、今、『ストーカー』って言葉を使ったときに『法的に』なんて前置きして言っていないでしょ!!『ストーカー』っていうのは『つきまとう』というのが元々の意味ですから!!
 ええい。面白いぞ。ワケがわからん。また、このパターンか。また私は債務者側のバカモノのコントの相手をさせられるのか。素人の言った「法的に」というフレーズにこれだけ動揺する弁護士も珍しかろう。
私:「別につきまとってはいませんが。」
相手方弁護士:「××さん(オバサンのこと)はそう感じているんですよ!大体あの電話は●●さん(ジジイのこと)名義の電話ではないんだから、そんな電話するのはおかしいでしょう!」
 おかしいのはアナタである。電話の名義を調べてからかける人というのはなかなか見当たるものではない。
 キリが悪いが、今回はここまで。相手方弁護士の意味不明な主張は次回も引き続き繰り広げられることになる。

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