2001.11.1

第三部〜回収編〜 その18

◆一人相撲...?

 前回書いたとおり3月28日にオバサンに連絡を入れたのだが、当然くると思っていた相手方弁護士からのクレームの電話が来ない。
 この辺りなかなか複雑な心境である。あんな腐敗臭ただよう生ゴミ弁護士(←感情的)の声など聞きたくはないが、私としては、今相手方にシカトを決め込まれるの方が大変に困る。債務者側は史上有数のバカモノであると思われるがようやくそこに気付いたということか?
 レスポンスがない以上、こちらから連日電話をいれたい気持ちがあるが、それはこちらの立場を悪くすること確実なのでまた1週間ほど待ってから電話をしてみることにしよう。
 
 さて、ややここで話がわき道にずれるのだがご了承いただきたい。
 この日ラジオをつけながら仕事をしていたのだが、そのラジオの中で債権回収代行業なる業務を行っている会社を紹介していた。暴力団系ではない。債権者と債務者が何かの原因で感情的になって話にならないようなときに、この会社が間に入って冷静に話し合いをする、というような感じらしい。しかし、私の場合は債務者が支払いをしないという意志を持って身構えているような状況なのでこの会社でもダメな気がする。ともかく一回問い合わせてみよう。しかしラジオでは連絡先など言わなかったので、ネットで検索して探す。ほどなくこの会社のサイトが見つかりメールを出してみる。
 
 ここからは完全な余談だが、私はラジオが好きでよく聞く。もっぱらAMだ。AMはなんというか、こうバカで面白い。いや、AM全般がバカというわけではないだろう。私がよく聞く文化放送の番組にバカなものが多い。ちなみにここで使っている「バカ」とは好意に満ちた、ほめ言葉といってもよい意味あいで使っている。中でも平日13:00〜16:00に放送されている「吉田照美のやる気MANMAN!」と16:00〜18:00の「野村邦丸の気分はZUNZUN!」はかなりバカ度が高い。気持ち的に疲れているときに聞いているとやや持ちなおしたりする。
 
 さて、夜になりメールをチェックすると債権回収代行業の会社から返信が来ていた。一度電話ででももう少し詳しい話を聞かせて欲しいということだったので、翌日に電話をかけて事情を説明する。
 やはり、思ったとおりである。支払いを踏み倒そうと身構えているような相手では期待に沿うことは難しいだろうということだ。しかたないか...。
 
 よううあく1週間が経ち、またオバサン宅に電話をいれる(4月5日(金))。またオバサンが出るが、今回もジジイが退院したかどうかを尋ねるにとどめる。オバサンは、まだ入院中だとかいいかげんにしろとかいうようなことを言って切ってしまった。
 まあこんなところだろう。問題はこの後相手方弁護士から電話がくるかどうかだ。またもや連絡がないとすると本格的に一人相撲の感が強くなってくる
 ...がこの日ついに相手方弁護士からの連絡は来なかった。
 
 その代わり...ではないが、簡易裁判所から連絡が入った。用件は、今や懐かしい仮差押えに関することである。そう、仮差押えの取り下げはまだ完了していないのである。以前、仮差押えの取り下げを申請したことを書いた(回収編その3)。いま読み直すとわかりにくいが、仮差押えの取り下げは「債権仮差押取下申請書」が債務者に送達されないと成立しないのだ。郵便局の方でもジジイが行方不明になっていたので探し当てるのに時間がかかったのであろう。ようやく送達が完了したとのことである。これでようやく供託金の20万円を返還してもらえる。週明けにでも行くことにしよう。
 
 さて、翌6日のことである。相手方弁護士から連絡が来た。それも電話ではなく内容証明郵便だ。ジジイ相手に何度か出したことがあったが受け取るのは初めてである。さて、どんなことが書いてあるのか。以下次回。

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